toi.toi.toi.

I am a Singer

ともだち その後

無口でクールな女子中学生のともだち。



2人して泣き笑いしたあの日以来、
またひさしぶりに会いました。



なにより嬉しかったのは
第一声が
すんなり出たこと!!!!



喉声じゃない!苦しそうじゃない!



「今日はわりと元気」の第一声!!!



ただ言葉を発する、その声が
もっと楽に出たらいいのにと
ずっとずっと思っていたの。



楽に息を吐いて、喋る声を
聴きたかった。




やばい!!
ヤヴァイ!!!!!




奥歯かみしめました。




なんだかんだ言って、私は大人です。
(あたりまえだ)
同世代でもない彼女の気持ちを
【わかる】なんて言えない。
生まれた時代も違う。
そんな私がなにかを働きかけるなんて
大きなおせっかいです。


わかってあげたい、わかってあげよう
なんてね。
ほんとにもうね、なんにもできないと思っています。非力。


だから
一緒に遊ぶ。
私が、楽しい時間を過ごす。


私は、
人が笑っているのを見るのが好きだから、
きっと、みんなそうなはず。
彼女だって同じはず。
だから私は笑いたい。
嘘じゃなく楽しんで。


あぁもう
結局おせっかいなのだけれど。


好きな人に
好きだからという理由で
おせっかいしちゃうのなんて
しょうがないじゃないか!!


と、堂々めぐりの末
開き直って今夜は祝杯です。