深海魚が見る世界。
感性が豊か。
気恥ずかしい言葉です。
最初に言われたのはたぶん
両親と
小学4年の担任の先生からだったように
記憶しています。
感性の意味は、辞書で引いても
よくわかりませんでした。
ただなんとなく
“扱いづらいやつ”っていうことなのかな、と
肌で感じていた気がします。
今の私なりの感性の解釈は
【あらゆることに対しての、自分の感想】
なのではないかと思います。
感想=自分が感じた、自分の想い。
自分の周りを取り囲む
見たことや聴いたことや
体験しているものごとに
どれだけ気づくか
↑感じる部分ですね。
それから、それらに
どれだけ感情が動くか・感動するか
想いを馳せるか
↑想う部分ですね。
ざっくり言うと
この2種類が掛け合わさって
その人の感性が構築されている。
掛け算式なイメージ。
《感》も《想》も少ない、とか
《感》が多くても《想》は少なめ、とか
それは個性ですよね。
《感》も《想》もいっぱいで
その種類も多様であるほど
感性が豊か、というんじゃないかな。
私は
《感》も多めですが
どちらかというと《想》のが多いかな。
少しの《感》でも《想》がどんどん湧き上がる。
良し悪しではなく
そういう特徴、ってことです。
いわゆる“感性を磨く”とは
《感》も《想》も、とにかく使おうぜ
ってことだから
磨きたいのであれば
あらゆることに
自分の感想を述べてみたらいいのでしょうね。
飾らず、見栄を張らず、恥ずかしがらず。
心の中の
ふるふるしてるような場所を自分に晒す。
あぁそっか。
だから、誰にも見せない日記とかオススメなんだな。
なるほどね。合点。