toi.toi.toi.

I am a Singer

父の日。

“いつも突然やってくる不安や焦りや

何もかもに  裏切られたような痛みも

すべてに向かい  口の端で笑みさえ返して

私を振り返る君を

抱きしめよう”

 

 

サードクォーター》という曲の歌詞の一節は

父のことを書きました。

 

 

 

今年は父の7回忌。

 

やけに最近、父のことを思い出すし

頭の中で

父に話しかけることが多いな、と思っていたら

 

父の日なんですね。

 

駅の広告で気づきました。

井川遥さんが教えてくれました。

 

 

私は、顔は父親似ですが

父といる時の母にも、よく似ています。

 

怖かった父。

よく通る、低くて響く声。

気取り屋で酒呑みで

本当はさみしがりで

AB型の曲者。

目を合わせて話した記憶なんてほとんどありません。畏れの対象でした。

 

夕飯のおかずだって、いつも父は特別でした。

ザ・昭和の父です。

 

ずっと、父と母の関係が嫌いでしたが

 

最近はなんか

二人はあれでも

幸せだったのかもしれないな、なんて思います。

 

もっと話したかったな、と 

思う時もあるけれど 

 

なんていうか

 

こんな時お父さんならこう言うな、とか

 

お父さん、こういう人好きだろうな、とか

 

よく思うので

 

なんかたぶん

話してるんだと思います。

 

身体はなくても

“思い”で話す、というか。

 

 

あと

お父さんがいなくなったことで見えてくること、気がつくこと、変わったこと、生まれる思いが

あったりすると

 

やっぱり

そこにいない、ということそのものが

いる人に与える影響はしっかりあるんですよね。

 

お父さんがいないことが、私を育て続けてる。

 

 

 

 

大好きだよ、とは

ぜーーったい思いませんが 笑

 

いっぱい愛してくれてありがとう

と、そこはかとなく心から思います。