toi.toi.toi.

I am a Singer

上手くなくて、よかったこと。

ひとつ前の記事のくだりがあって

 

親友にLINEしました。

 

ふだん全然連絡取り合ったりしないので

半年ぶりとか

それ以上くらいです。

 

夜中だったにも関わらず

すぐに電話をくれました。

 

 

 

喋りました。

 

 

 

自分の気持ちをそのまま

どどどーーーっと喋りました。

 

 

 

何かを相談されるでも、するでもなく

何かを解決したいわけでもなく

 

もちろん、相手の心を読んで重ねて汲み取る必要もなく

 

仕事の話、お金の話、音楽の話、素数の話、男女の話、卵子凍結の話、、、もうなんかほんといろいろ。

 

 

なんでも喋れて

笑い飛ばせて

 

 

自分の話をしてたはずが

いつのまにか相手の話になって

相手の話の途中から私の話になって

そんなのどっちでもよいので、ただ笑って。

 

 

 

トイレ休憩、飲み物休憩、ドライヤー休憩を挟み

 

 

3時間。夜明け間近でした。

 

 

 

分析なし批評なしアドバイスなし励ましなし。

過剰な寄り添いもなし。

 

 

それは、話してる相手の気持ちも

自分の気持ちも

それが悲しみだろうが怒りだろうが

どうにかしようとする力が一切ない会話。

 

 

 

私は、自分の気持ちを話す時に

そのまま素直に出すことが

もともとは、上手くありません。

頭がたくさん回りだすからです。

 

 

頭が回り出しすぎて

口から出る言葉は流暢でも

ほんとうに心が感じていたことと

ずれてしまうこともあります。

 

 

素直になりたいと思って

練習しました。

昔よりは出来るようになりました。

それでも今でも

生まれながらにそれが出来る人みたいには

ならないのですが

 

 

 今は

上手くなくてよかったこともある、とも思います。

 

 

こうやって

そのままの想いを出せた時の喜びと

出させてくれる存在への『ありがとう』を

しっかり感じることができるからです。

 

 

 

友達は

少数精鋭が自慢です。